【はじめに】
オンライン塾・予備校の費用を比較しようとすると以下のような問題に直面します。

・選択するコースによって料金が大きく異なる

・サイト等に記載のない追加受講が必要になる場合がある

・季節講習(夏期講習、冬期講習など)の受講が必要な場合がある

・個別指導形式では年間の必要受講コマ数が予測できない

・実店舗がなく、保護者への対応もオンラインのみであることが多い

などなど

様々な事情によってオンライン塾・予備校では入塾時・入校時に必要費用を明確に知ることが難しいという現実があります。それにともない、消費者が各オンライン塾・予備校のサービスや費用をフラットな視点で比較検討することはほとんど不可能な状況です。

しかし、ともすると年間100万円以上もの費用がかかるオンライン塾・予備校の比較検討ができない現状は極めて不健全ではないでしょうか。消費者が正しく利用するためには、サービスと費用を正しく比較する必要があります。

当サイトでは以下の3つの条件を導入することによって、それぞれのオンライン塾・予備校の必要費用を同条件で比較検討することができます。

① 志望校別に受講コースを比較する

② 年間受講コースがある場合はその費用を用いる

③ 年間受講コースがない場合は「週15時間(=月間60時間=年間720時間)」受講とする

それぞれ条件の意味を説明します。

① 志望校別に受講コースを比較する
大学受験は国立理系・国立文系・私立理系・私立文系と大きく4つに分類できます。それぞれ必要科目数が異なるため、志望校別に比較する必要があります。

② 年間受講コースがある場合はその費用を用いる
年間受講コースは追加料金を設定していない場合も多く、そのまま使用します。追加料金が発生する可能性がある場合はその旨を記載しています。

③ 年間受講コースがない場合は「週15時間(月間60時間=年間720時間)」受講とする
どの程度の受講時間が妥当かは個人差もあり議論がわかれるところですが、国の教育ローンを提供している日本政策金融公庫の融資条件が「週15時間の受講」であるため、それに準ずる形とします。